MENU

ACIDMAN“This is ACIDMAN 2023”セトリ曲解説と感想

ACIDMANの「This is ACIDMAN 2023」アイキャッチ画像

ACIDMANがメジャーデビュー記念日に合わせて開催しているライブ「This is ACIDMAN 2023」が10月22日にZepp Fukuoka(福岡県)、10月30日にZepp Haneda(東京都)で開催されました!

今年で3回目となる「This is ACIDMAN」はタイトルのとおり「これぞACIDMAN」と呼ぶべき新旧の名曲を織り交ぜたセトリで構成され、古くからのファンだけでなく、新たにACIDMANを聴き始めた世代からも大好評ですね!

演奏順を含めてセトリを事前に公開して「セトリを知った状態でライブを楽しむことができる」という他にはない画期的な取り組みをしているほか、ファン投票によって決定した楽曲を披露するパートもありました

ファン投票ではどの曲が選ばれたのでしょうか?!

この記事では、ACIDMANがThis is ACIDMAN2023で演奏したセトリを、ファン歴20年以上のうめちが各曲解説付きでご紹介します!

目次

ACIDMAN“This is ACIDMAN 2023”セトリ

This is ACIDMAN 2023のセットリスト
  1. to live
  2. 造花が笑う
  3. FREE STAR
  4. Rebirth
  5. スロウレイン
  6. 赤橙
  7. リピート
  8. 季節の灯
  9. アルケミスト
  10. 彩 -SAI-(前編)
  11. Λ-CDM
  12. ALMA
  13. ファン投票楽曲(福岡:コーダ 東京:EVERLIGHT)
  14. 世界が終わる夜
  15. 夜のために
  16. ある証明
  17. 飛光
  18. 廻る、巡る、その核へ
  19. (en1)式日
  20. (en2)Your Song

ACIDMAN“This is ACIDMAN 2023”セトリ曲解説

This is ACIDMAN 2023 セトリ曲解説

ACIDMANが「This is ACIDMAN 2023」で演奏した各曲をMVと共に解説していきます。

to live

~2000年11月24日発売のインディーズシングル「赤橙」収録曲~

弾くだけでも困難なリフを弾きながら叫ぶように歌う大木さんに圧倒されます。

20代前半に作り上げた楽曲とあり、その歌詞には若さ溢れる攻撃的な歌詞となっています

ベースが非常にクールで「to live」の独特な世界観を作り上げていますね。

ライブでは確実に盛り上がる曲です!

造花が笑う

~2002年発売のメジャーデビューシングル(アルバム「創」収録曲)~

印象的なベースから始まるイントロだけで盛り上がり必至の名曲

ライブでは定番の疾走感あふれる楽曲で、サビ前の掛け合いは一見の価値あり!

記念すべきファーストシングルで、荒々しさの中にもキャッチーな楽曲として昔からファンに親しまれている人気の1曲です。

FREE STAR

~2008年発売の6作目のアルバム「LIFE」収録曲~

「FREE STAR」という曲名はACIDMAN自身の事務所の名前にも使われています

楽曲の世界観は太陽系から外れてしまった地球の話、というまさにSFの世界。

光が無くなった街では光が商品として売られて消費されるため、新たな光を求めていかなければならないというストーリー。

武道館等のライブではミラーボールが使われる演出が印象的です。

Rebirth

~2020年発売の配信限定では1作目となるシングル~

※テレビ東京系列アニメ「あひるの空」(バスケットボールを題材にした少年漫画)オープニングテーマ

中学時代バスケ部だったボーカルの大木伸夫さんがアニメのために書き下ろした楽曲です。

主人公のようにいつだって真っ直ぐ前を向くポジティブなエネルギーが届くようにという思いで制作されました。

お洒落なイントロから始まり力強いサビや切れのある間奏と、今のACIDMANの良さをふんだんに味わえます

スロウレイン

~2006年9月6日発売の11枚目のシングル~

今あるこの世界を大切に生きていく想いを歌った歌です。

繊細なイントロとお洒落なコードで奏でる間奏はACIDMANの新しい可能性を示してくれました

もともと格闘家の須藤元気さんに提供しようと思っていた楽曲でしたが、周囲の反応から色々な人に背中を押されてACIDMANの曲になっていったという裏話があります。

赤橙

~2002年発売のメジャーデビューアルバム「創」収録曲~

ライブで最も演奏されている楽曲の一つであり、ACIDMANといえばこの曲を挙げる人も多い、まさにACIDMANを代表する曲です。

発売当時流行していたメロコア等とは一線を画すオシャレなコードが印象的でした。

COUNT DOWN TVのオープニングテーマや全国のラジオ局でも多数採用されていたことから、一度は耳にしたことがある方も多いと思います。

現在のスリーピース体制になって初めて制作された楽曲であり、ドラムの浦山一悟さんが作曲されています

リピート

~2003年発売の5枚目のシングル(アルバム「Loop」収録曲)~

スローで繊細なメロディと優しい歌声で始まり、サビへの盛り上がりが非常に心地よい楽曲です。

特徴的なイントロのコード進行がこの曲の土台となっており、独特の雰囲気を醸し出しています

20周年記念作品として制作されたベストアルバムの収録曲を決めるファン投票では、20位に選ばれており、多くのファンからも愛されている1曲です。

季節の灯

~2005年10月19日発売の9枚目のシングル~

ACIDMANの楽曲で初めて本格的に導入したストリングスとアコースティックギターの融合が特徴的なバラードソング

ストリングスの美しい旋律と、アコースティックギターの温かみのある音色が、楽曲に豊かな表情をもたらしています。

いつの日か必ず来る私たちの“終わり”に対し、今生きている一瞬一瞬に本気の想いを持っていようと示してくれる歌詞になっています。

アルケミスト

~2012年発売の21枚目のシングル(2013年発売の9枚目のアルバム「新世界」収録曲)~

ブラジルの小説家であるパウロ・コエーリョの小説「アルケミストー夢を旅した少年」をモチーフに制作されています。

PVは小説の舞台である北アフリカのモロッコからサハラ砂漠にかけて撮影されています。

心の向き合い方に重きを置いた原作に対し、ACIDMANというフィルターを通して聴いている人の背中を押すようなミディアムバラード調の楽曲です。

彩 -SAI-(前編)

~2004年3月3日発売の6枚目のシングル「水写」収録曲(アルバム「equal」収録曲)~

ACIDMAN初期のインスト代表曲です。

MVは「廻る、巡る、その核へ」と同じく西郡勲監督が作成しています。

多彩な色に引き込まれるMVに触発され、ボーカル入りの「彩 -SAI-(後編)」が作成されることとなりました

2022年に開催されたACIDMAN主催のフェス「SAITAMA ROCK FESTIVAL“SAI”2022」のテーマソングとして採用されています。

Λ-CDM

~2017年12月13日発売の11枚目のアルバム「Λ」収録曲~

タイトルは「ラムダ・シーディーエム」と読み、「ラムダ・コールド・ダーク・マター」の略という何やら難しそうな言葉ですが、“冷たい暗黒物質モデル”という宇宙に関する言葉だそうです。

宇宙を愛する大木さんだからこそのタイトルですね。

「素粒子を可視化したイメージ」という抽象画のような映像の前で演奏され、果てしなく広がる宇宙にいるような浮遊感、そしてACIDMANのインスト曲の特徴である最後には前向きな希望に着地する感覚が心地よい楽曲です。

ALMA

~2010年9月22日発売の20作目のシングル曲(アルバム「ALMA」収録曲)~

静と動が織りなす壮大なバラードロックな楽曲。

ACIDMANの真骨頂である“宇宙”の世界観をとおして、平和と愛について歌っています。

「ALMA」の歌詞考察のように満天の星空の下、聴くことをおススメします!

2016年のファン投票では1位に輝いた、ファンに愛されている名曲です。

コーダ

~2004年7月14日発売の7枚目のシングル「epual e.p」収録曲~

福岡公演のファン投票リクエスト枠で選ばれました

長らくライブでは演奏されていなかったですが、聴きたかったファンも多かったということですね!

イントロから緊張感を保ちながら淡々と始まり、サビで一気に爆発!

感情を込めて叫ぶ大木さんに魅了されます。

激しさの中に儚さを感じるACIDMANの隠れた名曲です!

EVERLIGHT

~2014年4月16日発売の23枚目のシングル(アルバム「有と無」収録曲)~

東京公演のファン投票リクエスト枠で選ばれました

ライブで演奏するのは、実に約8年ぶりだそうです!

非常にキャッチ—なメロディーながら、揺るぎないACIDMANの世界観が凝縮されています

ちなみにレコーディングでは太陽光発電によるエネルギーを使って収録されています。

世界が終わる夜

~2014年9月24日発売の25枚目のシングル(アルバム「有と無」収録曲)~

ACIDMANのテーマである「宇宙と生命」を表した壮大なロックバラード。

制作時メンバー自身も涙を流したほどメッセージ性のある楽曲です

ストリングスを使用した壮大な楽曲で、聴いている人の心に響きます。

今ここに存在すること、そしてその終わりがあること。

思いや魂はきっとまた笑って出会えるんだという前向きな思いに心震えます

それぞれの大切な人を思って聴いてほしい1曲です。

夜のために

~2021年発売の12作目のアルバム「INNOCENCE」収録曲~  

ライブ定番のアップテンポなキラーチューンです。

一度聴いたら離れないキャッチーなサビと“生命”を感じさせる歌詞が印象的。

「夜のために」の歌詞考察のとおり、今を生き抜くために背中を押してくれる歌です!

最近のACIDMANを象徴する楽曲です!

ある証明

~2005年発売の8枚目のシングル(アルバム「and world」収録曲)~

ACIDMANの決意が現れた楽曲です

イントロが一番の盛り上がりでは?という人もいるくらい印象的なイントロで、スタートから心震える人も多いはず。

ライブバージョンの間奏の大木さんの叫びは聴いているの人の魂に訴えかけます。

「ある証明」の歌詞考察もしていますが、楽曲の背景も非常に熱く、ライブでの一番の盛り上がりを魅せる1曲です

飛光

~2003年3月12日発売の4枚目のシングル「Slow View」収録曲~

ACIDMANのぶち上がる曲の代表格

サビのベースラインが曲に緊張感と疾走感を与えます。

破壊的なロックサウンドでありながら、抒情的なメロディーで初めて聴いた時に衝撃を受けた方も多いと思います。

ライブではベースのサトマさんの帽子が飛ぶ曲としても有名ですね

廻る、巡る、その核へ

~2004年9月15日発売の3枚目のアルバム「equal」収録曲~

ACIDMANを語る上で絶対に外せない超大作

数ある楽曲の中でも圧倒的な存在感を誇ります。

MVは文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞しており、1曲を通して映画を見ているような満足感があります。

ロックバンドのライブでは珍しく、観客はMV映像を見ながら演奏に浸るという珍しい光景が広がり、ACIDMANの世界観に包み込まれます

ACIDMANを知ったのなら絶対に、絶対に一度はライブで体感してほしい曲です!

式日

~2008年2月20日発売の15枚目のシングル(アルバム「LIFE」収録曲)~

ACIDMANの数ある楽曲の中でもひと際明るく煌びやかな楽曲です

ポップな曲調で聴く人のポジティブなイメージを引き出してくれますね。

光の三原色をイメージした三部作の1曲で、式日は「緑」です。

MVでは緑の息吹をモチーフに表現されています。

あまりTVには出ないACIDMANですが、2008年4月にミュージックステーションで「式日」を披露しています。

Your Song

~2002年発売のメジャーデビューアルバム「創」収録曲~

ストレートなメロディと全編英詞で発売当時の勢いを感じられます。

非常にライブ映えする楽曲で主にアンコール等で演奏される事が多く、ファンも一緒に合唱するシーンは一度味わったらやみつきです。

「Your Song」で終わるライブは、みんな笑顔に溢れているのが印象的で、多幸感に包まれた空間になります

ACIDMAN“This is ACIDMAN 2023”各公演感想

福岡公演

東京公演

参加された方の興奮が伝わってきますね!

「予想を超えるライブをしてくれる」という感想はまさにその通りだと思います

ACIDMAN“This is ACIDMAN 2023”セトリ曲解説と感想まとめ

“This is ACIDMAN 2023”セトリ曲解説と感想まとめはいかがでしたでしょうか?

まさに「これぞACIDMAN!」というセトリに新旧問わずファンなら誰しも大興奮ですよね

事前にセットリストを公開した上で開催するライブなので、初めての方も楽しめるライブでした!

ファン投票リクエスト枠の「コーダ(福岡公演)」、「EVERLIGHT(東京公演)」については、ファンに求められている楽曲なので、今後のライブでも聞くことができるかもしれませんね!

“This is ACIDMAN”については、来年も開催する計画があるみたいなので、期待して待ちましょう!!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次