ALMA（ACIDMAN）の歌詞を考察！聴きたいシーンは？

ACIDMANのボーカル大木さんの宇宙愛を存分に感じることができる「ALMA」。

「ALMA」はファンからも人気で2016年に行われたベストアルバムを決めるファン投票では見事に１位を獲得しています！

巨大な望遠鏡の前で大木さんが熱唱するMVはインパクト大ですね！

この記事では、ACIDMANの「ALMA」の歌詞の考察についてACIDMANファン歴20年を超えるうめち的視点で迫っていきたいと思います！

ALMA（ACIDMAN）の概要

2016年に行われた、結成20周年を記念したファンが選ぶベストアルバムのWEB投票で見事第１位に輝いており、ライブ人気も高い楽曲です。

MVは南米チリの標高5,000メートルの高地に建設されたALMA望遠鏡の前や星空が湖面に移る景色が大変綺麗で有名なボリビアのウユニ塩湖で撮影されており、宇宙や星を感じられる壮大なMVになっています。

今日は #宇宙の日 でした。

ぜひ「ALMA」を聴きながら、一日の終わりに宇宙を感じてみてください💫https://t.co/27xZUxhBVN

ー写真は、MV撮影で実際に南米チリのアルマ望遠鏡を訪れた際に大木が撮影したもの📸#ACIDMAN#ALMA pic.twitter.com/jWEbLxeqq2

— ACIDMAN (@ACIDMAN_staff) September 12, 2023

「ALMA（アルマ）」という曲名になった経緯は、ボーカルの大木さんが満天の星空を思いながら曲を制作していた際に、以前テレビで見て感動したALMA計画を思い出したことがきっかけです。

ALMA計画とは日本をはじめアメリカや欧州など世界各国が協力して、巨大な電波望遠鏡で130億年以上前の電波を受けて惑星や銀河の誕生や宇宙における物質進化の謎等から人類の起源に迫るものです。

ALMA計画の壮大さとともに「ALMA」にはスペイン語で「心」「魂」「愛」という意味があり、ボーカルの大木さんが書いた歌詞と見事にリンクしたことから、曲名が「ALMA」に決まりました。

「ALMA」は2023年８月に福島県で開催された国際天文学連合主催の国際会議APRIM2023のテーマソングに採用されています。

＼初回開催から45年間で初！／
💫2010年発売の楽曲「ALMA」が、天文学についての国際会議 #APRIM2023 のテーマソングに決定！

決定にあたり英語詞を載せたバージョンのMVを公開！

▼#ALMA (English lyric ver.)https://t.co/EaDTNm72Iy

▼APRIM2023https://t.co/2NNxBVyfod@aprim2023#ACIDMAN pic.twitter.com/3vNcdvDz1A

— ACIDMAN (@ACIDMAN_staff) June 7, 2023

APRIM2023は世界各国から500名あまりの天文学者が集まる会議であり、1978年の初開催以降テーマソングが選定されるのは史上初の快挙です！

大木さんの宇宙に対する思いが世界に届いた大きな出来事ですね！

ALMA（ACIDMAN）歌詞の考察

「ALMA」の歌詞は人類の起源等の宇宙の謎に迫り、平和と愛を訴える内容となっています。

星空に手を伸ばす意味

ALMA望遠鏡の目標は太陽系や銀河系の誕生の経緯や、生命誕生の瞬間を観測し、生命の意味を見つけることといった人類の世界観に関わる重要な謎を解き明かすというもので、「私たちの起源を宇宙に探る」が公式キャッチフレーズとなっています。

この公式キャッチフレーズは大木さんの「どうやって僕たちは生まれて、なんのために生まれたのか。なぜここにいるのか。とにかく知りたい。」という思いに共通しています。

望遠鏡を通じ星空に手を伸ばす姿は、私たちの起源を追い求めて解き明かす行動であり、現在の価値観を変えられる大きなきっかけになるんだと思います。

大木さんの求める「平和」

生命が存在する以上生きるための争いが起こるのは必然。

しかし、国家間での利権の衝突は別です。

それにより幼い子供をはじめ多くの人が巻き込まれ、日常を奪われている現状。

かの国の指導者の訴える「平和」のために、こんな悲しいことが起きていいはずがありません。

大木さんの求める「平和」はこの“現状”がなくなる世界です。

宇宙の誕生から考えると人間の一生は一瞬。

この一瞬である人生を悲しみで終えてしまうのは、あまりにももったいないことです。

生まれてきたこと自体が奇跡であり、この幸せを大切にしていきたいですね！

大切なのは「愛」と「心」

ALMAには「愛」や「心」という意味があります。

とてつもなく広い宇宙に存在する地球。

その地球の中の人間という存在はとても小さなもの。

その小さな存在の繋がりが世界や歴史を形成しています。

未来のために今大切にすべきものは「愛」と「心」であり、まさに手と手が触れ合った時の暖かさに感じることができますね。

ALMA（ACIDMAN）はこんなシーンで聴いてほしい

満天の星空の下で聴いてほしい

大木さんとALMA計画の思いを感じながら、聴くときっと印象が変わるはず。

優しく包み込まれるイントロと壮大なサビに、宇宙が誕生した137億年前から現代に繋がるロマンを感じられると思います。

また、身近な存在に優しくなれるような気持ちにもさせてくれます。

ALMA（ACIDMAN）歌詞の考察と聴きたいシーンまとめ

ACIDMANの代表曲「ALMA」歌詞の考察と聴きたいシーンまとめはいかがだったでしょうか？

大木さんとALMA計画の宇宙の起源に迫ろうとする思いが繋がってできた楽曲とMVには運命を感じられますね。

優しさと壮大さを併せ持つ「ALMA」がファン投票で第１位を獲得したのも納得です。

個人的にはフェスなどの野外で聴く「ALMA」が特に壮大さを感じられるので大好きです。

大木さんの思いと同じように愛に溢れた世界になることを心から願っています。